ポタオデ! ② (paw5000というマイDAP part1)
前回DAPについて書こうと思ったら、なんか思ったのと全然違う概括的な記事になってしまったので(なんでだ)
とりあえず、本当に書きたかったDAPに関する記事を…
前回の記事で、とにかくDAPというやつがスゴい沢山有って、なんかえらい事になってる
と書いた訳ですが
そんな中から自分はどんなDAPを使ってるのか!という話
自分の今のメインDAPは「Lotoo paw5000 mkⅡ(ロトゥー パー 5000 マークツー)」というやつです
コイツはヤバいです…何がヤバいって
クセがすごい!!
いや、本当にクセがスゴいんです
そう!何の因果か僕は数あるDAPの中からとびきりクセのあるこいつに惚れてしまったのです。ぞっこんラブというやつです
好きなモノならばその魅力を紹介したくなるというもの!
そんなわけで今回はこのクセだらけのDAPの魅力を下記のいくつかの観点から紹介しようと思います。
①Lotoo paw5000 mkⅡ
②見た目
③操作
④UI(ユーザーインターフェース)
⑤性能・音質
まず①lotoo paw5000 mkⅡについて
詳細(メーカーより引用)
ナグラ・プロフェッショナル部門のODM製造を担い、アジア最大の放送機器製造会社でもあるInfomedia社の
コンシュマーブランドLotooが、2年半ぶりに放つベストセラー機PAW5000の改訂版。
新DACチップAK4490ENを採用することにより、対応フォーマットが飛躍的に向上。DSDは256(11.2MHz)のネイティブ、
およびDXDについては(PCM384KHz)まで対応させ、エントリークラスにおける最高スペックを誇ります。
また、外観デザインについてはあえて変更せず、性能の充実をはかることによって前モデルからの価格据え置きを実現しています。
仕様
再生可能フォーマット:DSD 64/128/256 DFF / DSF / ISO / WAV / MP3 / FLAC / APE /
OGG /M4A / AAC / ALAC / CUE
ディスプレイ:2インチカラー
プロセッサーとDSP:ADI Blackfin 514 DSP
サンプルレート:DSD 2.8MHz/5.6MHz/11.2MHz PCM 32kHz-384kHz
DACチップ:AK4490EN
オペアンプ:OPA1622
USB接続:Super Speed USB3.0
ストレージ :micro SDXCカード(最大2TB)
バッテリー:1700mah リチウムポリマー
ワイヤレス:Bluetooth A2DP
外形寸法:98*55*17.5mm
重量:110g
なんか沢山書いてますがざっくりまとめると
「Lotooってメーカーが2015年に販売したpaw5000ってプレイヤーを見た目はそのままに機能向上させてパワーアップさせたもの」です
「Lotoo」というメーカーは深センにあるらしいです。その製品はプロミュージシャン向け機材をメインにしているということで、要は「玄人向け」のものを作ってるメーカーです。渋いです。いぶし銀です。クセのつよさはそれゆえなのでしょう
②見た目!
なんかボタンだらけ!
今日びのDAPというのはスマホと同じ様なタッチスクリーンが主流です。
ほんの少し前まではタッチスクリーン方式のDAPと言っても、スマホなどに比べると感度が悪く動きもモッサリしててイライラさせられたものですが
驚異的な競争原理が働いてるDAP市場、ドンドン性能はうなぎ上りになり、最新のDAPは当然
古いDAPでもOSアップデートなどによりスマホに近いくらいのタッチ性能を持ったものが殆どになりました。
そんな中、このpaw5000 mk2はタッチスクリーンなんてありません
「オール物理キー」です!
一応小さなディスプレイが付いており、選曲や項目選びのためのホイールが付いてますぐるぐる回してポチポチやります。
このよく言えば「アナログ感」悪く言えば「時代遅れ感」が最近のandroid搭載DAPに慣れ切ったDAP使い達にとっては強い拒否感をかもしだします
さらには
再生画面がレベルメーターのみ!
今日びのDAPはタッチスクリーンに加えてその液晶画面にCDジャケットなどの綺麗な画像を表示できるのが主流です。というか、音よりそっちにこだわってる人の方が多いくらいです
確かに、タッチスクリーンは現代の端末のスタンダードだし、いろんな情報見れるのは純粋に楽しいし何よりかっこいい
でもpaw5000はそれがない代わりに
「ガジェット感」がある!
なんやそれ?と聞かれたら困りますが、わかりやすく例えると
そう!エヴァの碇シンジの「SDATプレイヤー」をほうふつとさせるあの感じ
シンジ君は父親の碇ゲンドウになんか色々とアレなドロドロした思いを抱えてますが
それを表すアイテムが「SDATプレイヤー」
「DATプレイヤー」というのは90年代ごろまで使われていた主にプロ向けのデジタル磁気テーププレイヤーらしいですが
セカンドインパクト後の音楽事情がどうなのかはよくわかりませんが、すくなくともエヴァの時代でも骨とう品レベルの代物。一応「DATの進化版のSDAT」という架空の設定のガジェットですがそんなものをなぜシンジ君が使っているのかというと
これは碇ゲンドウが若い時に使っていたものらしいです。それを後生大事に抱えてエヴァに乗るのから逃げて電車の中でずーーと聞き続けてるシンジ君のなんか複雑な精神を表現するために出てくるアイテムです(新劇場版「破」では特に重要なアイテムとして強調されてましたよね)
すこし脱線してしまいましたが
僕がpaw5000に感じた「ガジェット感」はこの時代錯誤感あるいはノスタルジーを無償にかきたてます。
まずこの「見た目」がpaw5000のすさまじい「個性」としてインパクトを与えてくれます。一度見たら絶対わすれない強烈な主張。さすが玄人向け
いかん…、ここまで書いてまだ見た目までしか紹介してないけどもう2600文字に迫るよ…
というわけで一旦区切ってpart2へ続く!