時には戦う事は必要だと思う

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最近、YouTubeの見方が変わりました。

具体的にはYouTuber系の動画を見る率が増えました

 

元々YouTubeに関しては、例えばミュージシャンのMVとかLive映像とか、音楽系しかほぼ見てなかったのですが

 

何となくいくつかの有名YouTuberの動画を見てたらハマってしまいました。今の子供がYouTuberに憧れるのもわかる気がします

 

 

特に面白いと思ったのがメンタリストdaigoさん

 

そもそもdaigoさんの事は余り知りませんでした。結構前に良くテレビで出てた時には「メンタリストってなんじゃ?」くらいで

 

YouTuberをやってるのは知りませんでした。

 

daigoさんは若いのに半端ない知識で、しかも相当に本や論文を読んでる「情報の鬼」だと思いました。

 

ものすごい情報を持ってるから、いくつかのジャンルで動画を分けてるのですが、多過ぎてとても全部見れませんが

 

そんな中で「メンタル」に関する動画はやはり「メンタリスト」と名乗るだけあってとても為になります。

 

自分もそれなりに知ってはいても、裏付けになる情報として論文レベルまで読んではいないので「なるほど」と勉強になる事が多いです

 

daigoさんは若いのにまさに「成功した実業家」と言える人だと思いますが

 

そんなdaigoさんの動画を見てて意外だったのが

 

彼は子供の頃小中学時代、かなり長い間イジメに遭っていたそうです

 

今ではそんな事、微塵も感じさせない彼ですが

相当深刻なイジメだったようです

 

そんなdaigoさんはずっと「イジメられる自分に何か原因がある」と思っていて、自己評価がとても低かったとか

 

その状況を抜け出すキッカケになったのが中学生の時に「自分の母親をバカにされた事」だったそうです。

 

その時、daigoさんは「自分は勉強も運動も出来ないからイジメられても仕方ないと思っていたが、母親をバカにされる理由はない」と本気で思って

 

とっさにその相手を「ぶっ殺してやろう」と思ったそうです。

信じられない話ですが、彼は手元にあったナタの様なものを相手に投げたのだとか

 

ただ、その時のdaigoさんは全くもって非力だったため、ナタはあさっての方向に飛んでいき壁に刺さってその場は事なきを得た様ですが

 

その出来事をキッカケにイジメが無くなりだしたそうです。

 

もちろん「ナタを投げるなんてのは絶対にやらない方がいい」と前置きした上で

「イジメっ子は今まで、何をしてもいいと思っていた相手がそうではない事が分かったのではないか」と思ったそうです

 

たまたまの出来事ですがそれ以来「自分を変えていく事の必要性」を知り、自分をドンドン変えていき、今の自分ができた

 

という様な事を言ってらっしゃいました。

 

 

この話を聞いた時、思い出したのですが

自分もイジメにあいかけた事があったのです

 

自分は子供の頃から体も気も小さくて、運動も全然出来ませんでした。勉強は苦手ではありませんでしたが優秀というわけではなく

今から考えるとイジメられててもおかしくないようなタイプでした

 

そんな自分は小学校二年生の時に、引っ越しに伴い転校する事になりました。

前の小学校は優しい友達ばかりだったため、イジメなんて全くない学校でしたが

 

新しい学校は良く言えばマセた、悪く言えばヤンチャな子供が多い学校でした。

 

当時の自分はその環境の変化に対応出来ず

ストレスからか、情緒不安定になり一時期不登校気味になり、クラスに全く馴染めませんでした。

 

そうこうしてるうちにクラスのヤンチャな男子にからかわれる様になり、そのままいけば間違いなくイジメの対象になってたであろう雰囲気になっていました

 

しかし、自分は意外な一面を持っていた様で

「からかい」があるラインを超えた辺りで

 

唐突にそのヤンチャなクラスメートの顔面に筆箱を全力で投げつけたのです。

正直、なにかを考えてやった訳ではなく

ただ「そんな理不尽な事は許せない」と思った瞬間、身体が勝手に動いていました

 

その結果、いくらヤンチャなイジメっ子とは言え

相手もただの小学二年生。顔に思いっきり筆箱をぶつけられたら普通に泣いてました。

 

ぶつけた側の自分も泣きながらぶつけてたので、喧嘩して勝ったとかそんな全然カッコ良いものではなく。

子供が癇癪起こして、モノを投げたらイジメっ子の顔にたまたま当たり、向こうも予想外の痛さで泣いてしまったという

 

まぁ、グダグダな状況でその時は終わったのですが。

 

結果として、それから度を越した「からかい」と言うものは一切無くなり、結局イジメとは無縁の人生でした

 

daigoさんの話を聞いていてふと「あの時自分が怒って筆箱を投げつけてなかったら、もしかしたらずっとイジメられ続けたかも知れない」と思いました。

 

というのもその「あの〇〇君を泣かせた」というのを、自分でももう忘れてたくらい後(中学生くらい)になっても周りは覚えていたのです。

自分は人生で喧嘩なんて、多分その小学校二年生の時くらいしかしてない大人しい子どもだったので、ちょっとびっくりした記憶があります

 

何が言いたいかと言うと、やはり人間の性(さが)として

「優しいだけ」ではダメだと思うのです。

 

もちろん暴力は絶対にいけませんが

「言葉では通じない」事があるのもまた真実です。

特に子供の頃はやっていいことと悪いことの違いが分からず、痛い目にあうという経験をしないと理解出来ない事が沢山あります

 

たまたま自分はお互い、喧嘩しても大して怪我にもならない力の弱い子供時代にそういう出来事があり、「アイツは必要以上にからかうとヤバい」と思ってもらえたから運良くイジメに合わなかったけれども

 

100%「良い子」で「何されても怒らない」ではダメな事もあるのだと思うのです